Grindelia
Timothy F. Allen著 — 純粋マテリア・メディカ百科事典
Grindelia squarrosa.
自然目 , Compositæ.
典拠。
J. H. Bundy, M.D., Hom. Times, vol. iv, 1877, p. 125.
乾燥した植物を用い、Alcohol 78° 1 pintに対して8 ouncesの割合で浸出法によりチンキを調製した。7 P.M.にチンキを茶さじ1杯服用し、半時間後に同量を反復した。その時、Quinineを10 grains以上服用したかのような、恐ろしいほどの頭部膨満感を感じ始めた。これは約10分ないし15分間続き、その後、急性リウマチとまったく同様の痛みが左眼と右膝関節に起こった。膝の痛みは半時間以上は続かず、この時に3杯目を服用した。眼の痛みは想像しうるかぎり最も激烈となり、瞳孔は著しく散大した。不思議なことに、右眼が冒されるまでには2時間を要したが、ひとたび冒されると苦痛は倍増しただけであった。右眼が冒された時、肝臓および脾臓の全領域に耐えがたい痛みが起こり、その激しさのため一瞬たりともじっと横たわっていられなかった。また、疼痛部位の疼痛感は、急性リウマチにおけるもの以外にはたとえようもなかった。頭にタオルを巻き、肝臓と脾臓の上に温罨法を施し、自分には脳ならびに肝臓および脾臓の炎症があるのだと言いながら、私は生涯で最も恐ろしい一夜を過ごした。
眼の痛みは眼球内にあり、まっすぐ後方へ脳にまで走り、眼球の向きを変えたり動かしたりすることは拷問のようであった。実際、この薬物が生じさせた痛みは、どこに起ころうともリウマチの痛みのようであり、疼痛感を伴う痛みであった。結膜は著しく充血し、眼は脳充血の際に認められる外観を呈した。眼の痛みは疼痛感とともに3日間続いた。
この薬物の神経系に対する作用は顕著である。十分量を投与すると、まず視神経に作用し、しばらくすると同じ確実さでpar vagumに影響を及ぼし、呼吸を中断させるように思われるほどにまで作用する。私自身の場合、呼吸の中断はきわめて著しく、たとえ痛みが睡眠を妨げなかったとしても、眠ることはできなかったであろう。眠りに落ちるやいなや呼吸運動が停止し、呼吸停止によって生じた窒息感で目を覚ますまで、呼吸運動は再開しなかった。